失業保険の求職活動の実績

給付額で得する実例

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求職活動は自分で作る

ハローワークの職員の説明に従って、手順通りに進めていけば、失業保険の給付金は貰えますが、失業認定申請書に記載する求職活動だけは、自分のオリジナルでなければいけません。

履歴書を送ったり、面接を受けたりする通常の就職活動であれば、当たり前かもしれませんが求職活動として認定されます。

しかし、「何が求職活動として認められるのですか」といった質問をいただくことが多いです。

比較的に自己都合で退職した若年層に多く、就職するよりもひとまず失業保険の給付が欲しい方です。

これは本来の失業保険の「就職しようとする気持ちと、いつでも就職できる能力があり、積極的に就職活動を行っているのにも関わらず、職業に就くことができない状態」という条件に背きますが、個人個人で事情があるとも思っています。

働きたくて必死で就職活動をする人が大多数ですが、精神的にも休息が欲しいと考える人もいます。

失業保険がどうしても必要

「就職はいずれしたいけど、今は積極的に求職活動ができない」

職を辞した方はストレスもあり、心が病むことがあります。一時的な休息が必要である方に、給付される雇用保険の種類はありません。

将来、失業保険の給付金を前向きな使い方をしたいと考えても、補助を受けられないのが現状です。

「次の転職先はもう失敗したくなく、ゆっくり見極めながら就職したい」

1ヶ月に2度も求職活動をする仕組みは、長期的な転職スタイルに合致せず、嘘でも求職活動の実績が欲しいと思っている方もいます。

「新しいビジネスで起業するために準備をしている」

収入の有無に問わず、準備を開始した段階を含み、自営を始めた場合は受給対象外になります。ビジネスの準備には失業保険は下りません。

したがって、あまり明示したくありませんが、失業保険の目的が害されないような、就職活動をしない求職活動の作り方を紹介していきます。

一般的な求職活動を説明

まずは受給説明会で貰う「雇用保険受給資格者のしおり」に書かれている、失業の認定における求職活動の実績となるものを説明します。

これに該当し、実際に行動に移せる方は必要回数分の求職活動は簡単にこなるでしょう。

  求人への応募
履歴書を送付したり、面接を受けることです。一般的な求職活動ですが、就職活動をしたくない場合は迷惑をかけます。中には落ちるような履歴書を書いたり、面接ではやる気のなさを出す方もいるようです。

  ハローワークの講習
「履歴書の書き方」「自己理解について」「面接の心構え」などのセミナーに参加することで、実績になります。後々、本当に役に立ちますので、予約をしてみましょう。

  ハローワークでの職業相談
ハローワークに行って、求人情報を検索し、任意の求人に関する情報をハローワーク職員に相談、応募はせずに帰宅する方法です。職員の方も頭が良いので見破られていますが、実績にはカウントされます。

  民間職業紹介業者の説明会
転職支援企業の説明会に参加したり、転職プランナーに相談したりすることで求職活動になります。例えば、大手の転職会社では個別相談会が頻繁に開かれており、参加すると知識も増えますし、実績にもなります。

  国家試験や検定などに受験
合格しなくても受験をするだけで、実績になります。本来、スキルアップをしてから、一歩上を目指した就職活動をしたい方にはおすすめです。資格の内容は就職活動の目的に則していれば、何でも構いません。

9回の求職活動の具体例

就職活動をしないで求職活動の実績を作りたい方の多くが、自己都合で辞めた方で一般受給資格者に該当します。

一般受給資格者は給付制限3ヶ月の間に求職活動を3回、次の1ヶ月で求職活動を2回、その次の1ヶ月でも求職活動を2回、最後の1ヶ月でも求職活動を2回しなければいけません。

失業保険の給付金を90日分、満額を得るためには計9回の就職活動が必要です。

最初の給付制限中の求職活動3回のうち2回は、「失業保険の受給者初回説明会」と「初回説明会の就職希望アンケート」を実績にします。

この2つは失業保険の手続き上、必ず行われるものですので、必然と2回分にカウントすることができます。

残り1回はハローワークの講習を1つ受けて、実績を作りましょう。「履歴書の書き方」や「面接での心構え」などがそれにあたり、参加することも不自然ではありません。

ただし、「初回説明会が終わった時点からの求職活動が3回必要です」と説明を受けたハローワークは要注意です。別途、2回分の求職活動の実績を作っておく方が無難です。

いずれにしても、これで給付制限3ヶ月の間の求職活動の実績は3回となりました。

資格に受験しても求職活動になる

給付制限後の1ヶ月の間には資格を取るのも手です。私は1ヶ月×3回の求職活動の期間中に4回受験をして、活動履歴も4回となりました

例えば、IT系に就職したいとしたら、MCAなどが比較的に簡単で即日結果が得られます。自分の就職活動に影響があるような、資格を受験しましょう。

実はハローワークによって、この資格の判断基準がまちまちである上に、職員によっても変わってきます。

「このMCAは即日結果が出るのですか?」
「受験費用はいくらですか?」
「どこが主催しているのですか?」

Microsoftが主催するMCAはベンダー資格ですので、ハローワークの職員でも知らない方がいます。その場合はいくつも質問を受けることにありますので、回答できるようにしておきます。

逆に国家資格の受験であれば、認知度が高いのでこのような質問はありません。

「前の会社では、基本情報処理技術者試験に合格すると3万円貰えました。MCAも3万円貰える同レベルの資格です」と明確に答えられると、特に怪しまれることもありません。

動機は不純でも、そもそも資格取得自体が不正なことではないので、堂々と説明しましょう。

職員が納得する求職活動の実例

先ほどの資格取得と絡めて、民間職業紹介業者の説明会にも行きましょう。

○○個人説明会、合同○○フェア、○○業界支援サービスなども無料です。随時開催されているので、1つではなくても、2つ3つに参加することが良いと思います。

有名どころの大手企業であれば、隔週くらいでセミナーが開かれていますので、スケジュールも合うでしょう。その際は証拠を残すためにも、受付で個人情報を記入してから参加します。

1回の参加で1回の就職活動になりますので、3ヶ月の間に3回ぐらいは問題でありません。

さらに再び、ハローワークでの講習なり、相談なりと組み合わせます。

ハローワークで相談する際に、あまりピンポイントに企業を絞ると、その企業に連絡をし、面接まですることになります。

「このような条件で探しているのですが、なかなか見つからないので、何かおすすめの企業があれば紹介していただきたいのですが・・・」というように、ざっくりとした希望を伝えます。

見つかった場合は、「転職支援企業のエージェントの方と給料交渉ができるか相談してみます」と言い、その場で話を終わらせます。

ハローワークで相談した場合、雇用保険受給資格者証に「職業相談」のハンコを押してもらうことが、求職活動の証明になりますので忘れないように確認しましょう。

これで失業保険を貰うための求職活動の実績作りは完了です。

注意点としては、インターネットを使った求職活動は認められないことが多い、資格もマニアックすぎると担当職員が困惑する、実績を作っても口頭で目的を聞かれる場合があることです。

人様に迷惑をかけるような求職活動は良い気持ちがしないので、次につながるような求職活動にしたいものです。

また、1ヶ月に2、3個と言わずに5、6個の求職活動をぶら下げていけば、質問も受けずによりスムーズに手続きが終わることでしょう。

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メディア掲載履歴

サンデー毎日に掲載
サンデー毎日  2月8日号

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