失業保険とは労働者が失業した場合に一定期間、一定金額の保険金を支給して、生活の安定を保障しようとする社会保険のことです。
失業保険には種類がありますが、一般的には基本手当のことを失業保険と呼びます。
基本手当とは働いていた際に雇用保険を払っていた被保険者が退職し、働く意思と能力がありながら再就職できない場合に、失業中(就職活動中)の生活を心配しないで新しい仕事を探し、1日も早く再就職するのを支援するために支給されるものです。
会社を辞めたときにもらえる手当というイメージがありますが、会社を辞めた人の全てがもらえるわけではなく、受給するためにはいろいろな条件と区分けがあります。
基本手当については「失業保険事典」でも基礎知識から貰い方、多く受給するための秘策まで、特に詳しく紹介しています。
ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思といつでも就職できる能力があることが認められ、職業に就くことができない状態であることが、失業保険の給付の条件になります。
基本手当は再就職を支援するための手当ですので、就職する意思の無い人、または働くことができない人には給付されません。
例えば、一般的に以下のような事例は失業保険の給付が貰えないことになります。
会社を辞めた後、半年程海外に留学している間に失業保険の給付を受けようとしても、求職活動をしていないので給付金はもらえません。
失業保険をもらいながら、バイトをみっちりしている場合も、労働による十分な収入を得ているので給付金はもらえません。
就職活動は月に1社だけ受けて、残りは家に居ようとしても、規定の就職活動を行っていないので給付金はもらえません。
やはり、就職するために就職情報を収集して、体が健康で、いつでも働く体勢が整っているものの採用されない方が、失業保険を給付される仕組みとなっています。
また、健康上の理由からすぐに働くことができる状態にない場合でも、状態が回復するなどして働ける状態になれば、その旨を申請して失業給付を受けることができるようになります。
なお、これらの場合は受給期間を延長することも可能です。
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