雇用保険の種類を紹介する前に、失業保険を始めとした雇用保険が給付されるための基本的な条件を確認しましょう。
会社を退職して、失業状態となった場合に給付されます。
今の職場で働き続けることが困難となった場合に給付されます。
賃金が著しく低下し、生活に支障が出た場合に給付されます。
将来の仕事に役立つ教育訓練を受けた場合に給付されます。
労働環境が変わり、必要な出費が発生した場合に給付されます。
上記のどれかに該当した場合に、雇用保険の制度により給付金が支払われます。雇用保険は労働者の雇用の助けとなるために存在します。
それぞれのケースに合う10数種類の給付金が用意されていますので、自分がどのケースに該当するかをハローワークで相談してみるのも良いでしょう。
雇用保険は雇用に関する総合的機能を有する国の制度で、全体の仕組みは以下の図のようになります。

全て雇用保険ですが、比較的に赤字で記した給付金は使用率が高いので詳しく紹介していきます。
雇用保険は求職者給付、就業促進給付、教育訓練給付、雇用促進給付の4種類に大別できます。
一般的に失業保険と呼ばれるのは、雇用保険の求職者給付に分類される基本手当のことを指します。
何らかの理由で会社を辞めて、次の就職先を探している最中は失業保険である基本手当を貰い、資格を取るのであれば教育訓練給付金を貰い、再就職できたらなら就業促進手当が貰えます。
失業保険は積立貯金ではありません。皆さん自身が納めた保険料だけなく、他の労働者や事業主が納めた保険料に加え、税金でまかなわれています。
基本手当である失業保険を活用しつつ、他の給付金も申請できますので、活用できる給付金があれば、遠慮をせずに貰っていきましょう。