失業保険とは働いている人達が定年や倒産、自分の都合などで離職した場合に支払われる給付金です。
期間中は働かずとも数十万円貰える失業保険ですが、国民の生存権の保障のために存在し、次のような目的で成り立っています。
失業中の生活を心配せずに、新しい仕事を探すことができます。
1日も早く再就職できるのを支援する、就職活動の活動資金になります。
職業教育訓練や専門学校などで働く能力を伸ばすための、必要な経費の支援になります。
定年後の再雇用で賃金が低下しても、会社を退職せずに済む援助金になります。
失業保険の給付には「就職しようとする意思と、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、職業に就けず、積極的に求職活動を行っている状態にある。」という条件があります。
給付金は就職活動中の重要な資金源です
つまり、再就職を希望せずに、失業保険の給付金がもらえることは基本的にありません。
逆に再就職しようとしている方で、離職日以前の1年間に被保険者期間が12ヶ月以上あれば、基本的に失業保険の給付金を受けることができる権利が発生します。
この権利のことを失業保険の受給資格といい、その受給資格を有する者を失業保険の受給資格者と言います。
「失業保険」という言葉は、実は行政では使われていません。行政では失業保険ではなく「雇用保険」と呼んでいます。
世間一般では、「失業した際にもらえる給付金=失業保険」とイメージが定着しているため、「失業保険事典」では「雇用保険」ではなく「失業保険」をメインに使用しています。
失業保険も生命保険や損害保険と同様の保険ですので、保険に頼らず仕事に就けることはありがたいことかもしれません。
しかし、せっかく保険に入っていても、よく理解できずにお金を払っているという方が多くいます。中でも失業保険は生命保険や損害保険以上に、いざというときの活用方がわかりにくいものです。
失業保険は働いている間に雇用保険料として、給料から天引きされていました。今度は支払っていた雇用保険料をトコトン活用していきましょう。
失業保険が給付されるためには、始めに退職した会社から離職票、雇用保険被保険者証などを貰います。
次にハローワークで失業保険の受給資格を得て、雇用保険受給者初回説明会に参加します。
その後、4週間おきに失業状態であることの申告するためにハローワークに出向き、指定の口座に基本手当が振り込まれます。
失業保険は会社を辞めて、再就職するために必要な手当として給付されます。
しかし、会社を辞めた人の全てがもらえるわけではなく、受給するための条件があります。
また、失業保険は求職者給付、就業促進給付、教育訓練給付、雇用促進給付などの種類があります。一般的に求職者給付の中の基本手当のことを失業保険と呼んでいますが、他にももらえる手当てはたくさんあります。
加えて、申請の内容とやり取り次第でも、給付される金額が変わります。
自分自身が得する失業保険を見つけるためにも、失業保険の役立つ知識を身に付け、有効に活用していきましょう。
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